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皆様、こんにちは。

のれんのいろいろな仕様Part.3 「関西風(袋縫い)のれん袋加工の切り込み」

2018年05月09日
オーダーのれんドットコムの長倉です。

前回のブログで、来月にはもう「暑い暑い」と言っているでしょうね。
なんて言っていましたが、そうでもないですね。
といいますか、とにかく寒暖の差が激しすぎますね。
昨日もニュースを見ていると、コートを着てマフラーをしている人もいれば
半袖の人もいるという、なんとも奇妙な光景が流れていました。

この時期は寒暖差による疲れ、体調不良などが多くなるようですので
皆様、しっかりと体調管理をして乗り切りましょう!

さて、前回、前々回と「のれんのいろいろな仕様」と題しまして
「関東風(共チチ)のれんのチチ」 
「スリットの長さ・重なり」
についてお話させていただきましたが
今回、第3弾は「関西風(袋縫い)のれん袋加工の切り込み」についてです。

まずは、関西風(袋縫い)と関東風(共チチ)の違いを簡単にご説明します。

上記の通り、関西風(袋縫い)は筒状に縫い上げる「袋加工」
関東風は、本体と同じ生地で作った
チチと呼ばれるものをわっかにして縫い付ける「チチ付け加工」


これが関西風(袋縫い)と関東風(共チチ)の違いになります。

そして、関西風(袋縫い)のデメリットをひとつあげるとすると
これは、横幅が3mを越えるような大きなのれんの場合ですが
当然のれん棒も長くなりますので、しなってしまう事があります。

その場合の対処法としまして、のれん棒の中央辺りを
ロープや紐で支える(吊り上げる)方法があります。
(下記参照)

チチの間が開いている関東風(共チチ)は、この方法が可能ですが
袋状で間が開いていない関西風(袋縫い)は、それが出来ません。
ですので、横幅が長いのれんをご希望の場合は
関東風(共チチ)の方が向いているかもしれません。

ですが…
横長だけど関西風(袋縫い)の方がいい!という場合にひとつご紹介できる方法があります。
それがこちら↓↓↓

袋加工の真ん中に切り込みを作る方法です。

拡大するとこんな感じになります。



赤丸部分のみどうしてもヒートカットで切りっ放しになってしまいますが
他の部分は三つ折り縫製で仕上げますので強度などは問題ありません。
切り込みの幅もご希望のサイズで仕上げさせていただきます。

これにより、真ん中で吊り上げることが可能になりますので
横長だから関西風(袋縫い)は無理か〜といった問題は解消されますね♪
こちらの加工は追加料金が発生しませんので
気になられた方はお気軽にお問い合わせ、お試しください。

以上、「のれんのいろいろな仕様」第3弾
「関西風(袋縫い)のれん袋加工の切り込み」についてお届け致しました。

次回、第4弾は…と言いたいところですが、思いついておりません(汗)
1ヶ月かけて何か探しておきますので、期待せずにお待ちくださいませm(_ _)m

以上、オーダーのれんドットコムの長倉でした。

のれんをご検討中の方はこちら
https://www.order-noren.com/noren/index.html

<関連記事>
のれんのいろいろな仕様Part.1 「関東風(共チチ)のれんのチチ」 
のれんのいろいろな仕様Part.2 「スリットの長さ・重なり」





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株式会社ハクロマーク製作所に勤務して18年。オーダーのれんドットコムの窓口業務の前は7年間、のぼりやのれん、旗などの製造に携わっていました。その経験や知識を活かし、現場出身ならではのわかりやすい説明と迅速な対応で、お客様が安心してご注文できるようナビゲートいたします。
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