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2015年05月

リッチブラック

2015年05月16日
昇華転写部門担当の小形です。

昇華転写で色を調整する時、何色が一番難しいと思いますか?・・・


私は真っ黒な色が一番難しいのではないかと思います。

弊社で黒を指定された場合、基本はK(ブラック)インクの100%で出力していますが、
濃い色を望まれる方にはKに加えてC(シアン、青系のインク)M(マゼンタ、赤系のインク)
Y(イエロー、ご存じ黄色です)のインクを加えます。

これによって通常よりも濃い黒が出力されるようになります。

印刷業界ではこの黒の事を、普通の黒よりたくさんインクが乗っている為か、
リッチブラックと言います。

このリッチブラックが曲者で通常よりもたくさんのインクを使用する分、
周りにインクが散って汚れてしまうなど、印刷が難しくなります。
CMYKを全て100%で(合計400%)で作った色が一番濃い色ですが
ここまで一度にインクを使うと印刷が上手くいきません。
なかなか黒色は難しい色なのです。

1時間ぐらいかけて3メートルの日よけのれんを出力、最後の最後でインクが
模様部分に散って使えなくなったりして思わず脱力してしまうこともしばしばです。

事故がおきない最適なインクの量の調整を重ねて、
時には出力するスピードをぐっと下げる等工夫の必要な色ですが
時間をかけた分だけ良い物ができるので妥協せずに続けていきたいと思います!



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昇華転写の敵

2015年05月29日
昇華転写部門担当の小形です。

昇華転写捺染をするにあたって最大の敵
それは「糸くず」です。
もともとの生地に付いている場合や、生地をカットした際に出てしまうものなので、
この仕事には何かと付き物なのですが
これがなかなか厄介です。

昇華転写捺染は染めたい生地に塗料がのっている転写紙を挟み込んで、200℃の鉄板で
プレスすることによって生地に色・模様がのります。

これが生地と転写紙の間に糸くずが挟まっていると、当然糸くずの方に色がのります。

そして生地の方に糸くずの跡がクッキリと残り、肝心の色や模様がのっていない状態になります。
丁度夏の海で日焼けをして、水着の部分だけ焼けてないような具合ですね。

こうなってしまうともう頭をかかえることしかできず、全て最初からやり直しです。
色がのっていない所だけ昇華転写する技が欲しいなぁと常々思っていますが、技術的に難しいようです。

なので、生地に糸くずが残っていないか、作業台に小さなゴミはないかのチェックはもちろん
ゴミ取りのコロコロ状の粘着テープで作業台を必死に掃除するのが日課です。
それでも稀にやらかしてしまうので、まだまだですね。

お客様にとっては、どれも大切な一枚ですので妥協する事なく
最高ののれんや日よけのれんをお届け出来るように頑張ります。



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プロフィール
管理者:オーダーのれんドットコム店長
ふくもっち

ふくもっち
好きなartist:Mr.Children
趣味は  :子供の写真撮影
私の特徴:のんびり屋である
自慢:日本けん玉協会初段

オーダーのれんドットコムを運営しております株式会社ハクロマーク製作所に勤務して10年。窓口業務の前は7年間、のぼりやのれん、旗などの製造に携わっていました。その経験や知識を活かし、現場出身ならではのわかりやすい説明と迅速な対応で、お客様が安心してご注文できるようナビゲートさせていただきます。
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