皆様、こんにちは。
縫製の種類〜のれんの作り方Part1〜
2017年07月05日
オーダーのれんドットコムの長倉です。ハクロマークでは、のれん・日除けのれんの他にも
旗や応援幕、のぼり旗など、様々な商品を取り扱わせていただいております。
それぞれの商品ごとに、縫製の仕方も違ってきます。
今日はその縫製の種類をいくつかご紹介させていただきます。
<三つ巻き縫製>
こちらは、のぼり旗下辺の仕様になります。
生地を三つに折って、ステッチ(縫い代)5oぐらいの幅で縫っていきます。
<三つ折り縫製>
名前と三つに折るという点では、三つ巻きと似ているのですが見た目は全く違います。
三つ折りは三つ巻きと違い、2本針のミシンで縫製していきます。
ですので、ステッチも2本入ることになります。ステッチの幅は15o程度です。
こちらは、日除けのれんや旗の周囲の仕様になります。
<ロープ縫込み縫製>
こちらも2本針ミシンを使用して、三つに折って縫製していきますので、見た目は三つ折りと似ています。
では、何が違うかお分かりですか?
正解は………
そうです!
周囲にロープを一緒に縫い込んでいくのです!!そのまんま(笑)
ステッチは25mm程度で、ロープが縫い込んであるので耐久性があります。
こちらは屋外で使用される応援幕などに最適です。
そして、忘れていませんよ。
我らがオーダーのれんドットコムの主役!のれんの仕様をご紹介致します。
のれんは、何枚かの生地を繋ぎ合わせて1枚ののれんに仕上げます。
2巾でしたら生地は2枚、3巾なら3枚。
巾数=生地の枚数ですね。
巾数分の生地を縫い合わせて、周囲を三つ折り縫製していきます。
三つ折り………先程、日除けのれんの仕様で登場しましたね。
しかし、のれんの三つ折り縫製と日除けのれんの三つ折り縫製は全くの別物です。
日除けのれんの三つ折りは2本針ミシンを使用しますが
のれんの三つ折りは1本針ミシンでの縫製です。
ステッチはサイドが約10o、下辺が約20oになります。
三つ折りが終わったら、関西風の場合は上辺を袋縫いにして完成です。
関東風の場合は、上辺もサイドと同じく10oの三つ折りをして、チチ付けをして完成です。
関西風と関東風の違いについてはこちらのブログをご覧ください。
https://www.order-noren.com/blog/home/archives/000193.html
今回は、縫製の種類をいくつかご紹介させていただきましたが
次回は、のれんの縫製についてもう少し詳しくお話したいと思いますのでお楽しみに♪
以上、オーダーのれんドットコムの長倉でした。
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