こんにちは。
のれん・日よけ幕の目立つ色と集客効果
2020年02月18日
オーダーのれんドットコム 電話窓口の新井です。先日お客様よりお電話を頂いて
「のれん、日よけ幕の色は何色にしたら良いのでしょうか?」
というお問い合わせがありました。
他に「街並みに溶け込んでしまわないよう目立たせたい。」
というご要望もありました。
目立つ色というと、標識や看板でよく使われていることから
赤やオレンジ、黄色などの暖色系が思い浮かびます。
確かにそういった色を使うとよく目立つのですが
業種によってはお店の雰囲気と違ってしまうことがあります。
例えば、抹茶とお菓子を出しているお茶屋さんに
ピンクや黄色の派手なのれんや日よけ幕は
イメージと異なる場合があります。
お茶屋さんであれば落ち着いた緑色や茶色の
のれんの方が合いますよね。
実際にもし、ピンク色ののれんのお茶屋さんと
緑色ののれんのお茶屋さんがあったとしたら
どちらに入りたいでしょうか?
私なら緑色ののれんのお店を選ぶと思います。
落ち着いた雰囲気で美味しいお茶が飲める気がするからです。
※私個人の主観です。
実際に緑色でおつくりいただいたカフェ店の
製作事例はこちら↓↓
何が言いたいかというと、
集客効果のある色と目立つ色は違うということです。
色の持つイメージや性質を上手く利用して
のれんや日よけ幕で集客力を高めましょう!
ということで、集客と色の関係をまとめておりますので
ぜひご覧ください。
↓↓
https://www.order-nobori.com/advertising_color_top.html
この中でも紹介していますが
目立つ配色テクニックとして、
「補色配色」というものがあります。
反対側にある色同士(を補色と言います)を組み合わせると、
色の差が大きいので、インパクトが強くなりよく目立ちます。
補色について書いたコラムはこちら
↓↓
「補色配色でインパクトのあるデザインに」
https://www.order-nobori.com/advertising_color_complementary_impact.html
「補色を上手く利用した配色のテクニック」
https://www.order-nobori.com/advertising_color_complementary.html
この「補色配色」は、
お店の雰囲気にあった、集客力のあるのれん・日よけ幕を作る一つの方法ですので
デザインを考える際はご参考になさってください。
ちなみに、
昔は業種ごとに色が定められていたそうです。
今現在も多く使われている色ですので、製作事例と併せてご覧ください。
≪紺・藍≫ 酒造業、呉服商
*堅実さの象徴。他に、藍の香りは虫が嫌がって寄り付かないという特性を利用し
特に酒造業や呉服商が藍を使用したそうです。
≪白≫ 菓子商、食べ物屋さん、薬種商
*清潔感のある色。菓子商が白を使っていたのは砂糖の白のイメージから。
薬種商は当時砂糖を薬として使っていたという説から。
≪茶≫ 煙草商、薬種商、種苗商
(現在は呉服商、菓子商、茶舗などでも多く使われています)
いかかでしたか?
業種ごとに配色のルールがあったなんて聞くとすごく驚きですが、
そこにはちゃんとした理由があり、
合理的な考え方の下で決められていたんですね。
だからこそ、その配色は
今でも使われているということです。
暖簾うんちく
https://www.order-noren.com/column/unchiku.html
のれんや日よけ幕のデザインや配色に関して
ご質問がございましたら
お気軽にご相談くださいませ。
カラーコーディネートの資格を持つ当社デザイナーが
お客様の業種に合わせてお答えさせて頂きます。
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