教えて!Q&A

届いた時に思っていた色と違う!というようなことはありますか?

はい。その可能性はあります。

「思っていた色」とは、

パソコンの画面で見えていた色のことでしょうか?
お手持ちのプリンターで印刷したときの色のことでしょうか?

一番多いのは、パソコンの画面で見ていた色と実物が違っていた、です。画面で見ていた色が基準になって「この色で仕上がって来る」と思っていたところ、届いた製品の色はそれとは違っていた!というトラブルが、ときどき起きます。

こちらをご覧下さい。これは同じデータです。
モニター
ご覧の通り、全く同じデータでも、モニターが違えば色は違って見えますし、パソコンとスマートフォンでも見え方は異なります。同じ青でも群青がかって見えたり、濃紺に見えたり、明るい青に見えたりと誤差が必ず生じます。モニターの設定がそれぞれ違っているからです。

また、実際にのれんに染める色はCMYKの四色のインクを掛け合わせて表現しますが、たとえデータ上の数値が同じでも、印刷するプリンターによって色の出方に誤差が出ます。使用しているインクや印刷機の設定に違いがある為です。ですからお客様から「データのまま出力して下さい」とご指示を頂き、そのまま出力したとしても、必ずしも同じ色にはなりません。

これらが、ご質問の「届いたとき、思っていた色と違う」ということが起きる原因です。

これを避ける方法は、お客様と当社がパソコンを介さず、同じ色(=目指すべき色)を共有することに尽きます。お客様のご希望がどんな色なのか、実際の色を当社が知る必要があるということです、パソコンを介さずに。

そのための方法が3つあります。

1つ目
色見本をご郵送いただく方法

名刺やショップカードなど実際の色が分かる印刷物をご郵送頂ければ、お客様と弊社で同じ色を共有することになりますので、モニターを通すような色の違いは生じません。なお、現物をご郵送頂く際は送料のご負担をお願いします。

2つ目
DICやパントーンの色番号でご指示いただく方法

DICやパントーンは、印刷会社、デザイン会社様などデザインに携わる現場でよく使う紙のカラーチャートです(下写真)。もちろん弊社も用意しておりますので、その色番号でご指示頂ければ現物のご郵送は不要です。
但し、インターネットでDICと検索すれば何番がどのような色かは分かりますが、前記の通りモニターを通した時点で既に色が変わっている可能性がありますから、それでは意味がありません。
DICやパントーンの番号でご指示頂く場合は、紙のチャートで確認の上、お願いします。
のれんのDIC

3つ目
生地見本帳からご指定いただく方法

弊社では、無料の生地見本帳をご用意しています。ご覧の通り、実際の生地に実際と同じ方法で45色染めていますので、この中にご希望の色がありましたらご指定いただけます。
のれん生地見本生地見本帳のご請求はこちらから

動画でも分かり易く対策をご説明していますので、併せてご覧下さい↓↓↓

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