オーダーのれんドットコム、デザイナーの小林です。
いつも、のれんの製作をご用命くださり誠にありがとうございます。
実にさまざまな業種ののれんのご注文をいただきますので、毎日、新鮮な気持ちでデザインさせていただいています(*´∀`)。
そこで今回のブログタイトルは、「【業種別】のれんのお薦めの生地色」にしてみました。
さまざまな業種ののれんを見させていただいた私が独断と偏見ではありますが、デザイナーの視点から、色が持つ”心理的作用”も考えつつ、業種別にお薦めの生地色をご紹介したいと思います。
ご参考程度にご一読くださいませ!
(なお、昔ながらの「業種毎に定められていた色の決め事」を知りたい方は「暖簾とは?」ページをご参照くださいませ。)
それでは、業種別で見るオススメの生地色のご紹介スタート♪
和菓子屋さんののれん
吉本新喜劇の影響なのか、のれんをつけるお店といえば私は「和菓子屋さん」。
「みたらし団子」とか「おはぎ」と筆文字で書かれたのれんがぱっと思い浮かびます。
和菓子屋さんののれんによく使われる色はどんな色でしょうか?
(皆さんも一瞬でいいので考えてみてください)
私はおはぎの茶色が多いのかなと推測して、実際はどうなのか?!今までご注文頂いた和菓子ののれんの色を調査してみました。
正解は
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『白』と『濃紺』と『えんじ色』
白は清潔感があるので、一般に食べ物を扱うお店全般でよく使われる色です。
昔から菓子商ののれんの色に使われている色ですから、和菓子屋さんののれんの色にお勧めですね。
濃紺は格式のあるところに適した色。
創業明治〇年といった代々続く伝統的な和菓子屋さんに向いています。

えんじ色も濃紺と同じく、日本の伝統的な和菓子にぴったりの色。
あんこの色にも近いので、和菓子を連想させてお客様を惹きつけそうですね。
色で日本の伝統的な和菓子を表現しましょう!
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ラーメン・中華料理店ののれん
ラーメンも含めた中華料理店と言えば、店主さんの”こだわり”と”熱意”が売りと言っても過言ではありませんよね。
そんな思いを表す生地色には『赤色』『黒色』がオススメです。
赤色は、自信や情熱を表し、黒色は、威厳やプロフェッショナル、強い意志を表してくれます。
店主さんの熱意をのれんから表現してみるのもいかがでしょうか?
中華料理には、料理中の勢いのある炎、中国の国旗等、元々赤色のイメージがありますので、相性も抜群です。

また、赤色は人間の脳を刺激する色で、空腹感と食欲を感じさせる色とも言われています。
そういえば、ラーメン屋さんののれんを見て、急にお腹が減ったという経験はないですか?
飲食店にはピッタリの色ですね。
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料亭・日本料理店ののれん
日常ではあまり行けないような、いわゆる高級な和食料理店には、『白』『深紅』『こげ茶』がオススメです。
白は、清楚や新たな可能性を表す色で、非日常の空間を演出し、期待感を膨らませてくれます。
深紅やこげ茶のような濃い色は、落ち着きがあり安心感を与えてくれますので、くつろぎの空間とよく合います。

深紅ののれんは、江戸時代から既に『高級店の証』として使用されていたそうですよ。
いまだに深紅にはそのイメージが残っていますので、高級感を出したい場合によく使われています。
イメージの力はすごいですね。
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居酒屋さんののれん
上でご紹介したような高級な飲食店よりも、もっと身近な居酒屋さんにはどんな色が「らしい」のでしょうか。
白は上述したように、食べ物屋さん全般でオールマイティに好まれるお色です。
清潔感があり、暗い夜にはよく目につく色でもあります。
青は、海をイメージさせるので、特に海鮮が売りの居酒屋さんなどでは好まれる色。
安心感も出せるので気軽にくぐりたくなる深層心理を利用できそうです。

飲食店といえば『赤』。先ほどの高級店でご紹介した深紅より、もっと明るい真っ赤な色がよく使われます。言わずと知れた定番色です。
居酒屋さんには、白や青や赤といったはっきりした色を使うのがいいですね♪
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【うどん・そば屋さんののれん】
飲食店の中でも特にのれんのご注文が多いのが「うどん屋さん」「蕎麦屋さん」です。
やはり、和ののれんは、和食のおうどんやお蕎麦と相性が良いのでしょうか。
白は小麦粉をイメージさせるというのもあって、よく使われる色の一つです。
白生地に黒文字で「うどん」と筆文字で書かれているのが目に浮かびますね。
青地に白文字(青の白抜き)ののれんも、うどん屋さん、蕎麦屋さんによく使われる配色。
おうどん屋さんで意外と多いのが「黄色」です。「月見うどん」の卵の黄色から来ているのか、はたまた幸福の黄色から来ているのかは定かではありませんが、意外と黄色や卵色でお作りすることが多いです。

慌ただしいランチタイムに手軽に入りやすいファサードにするには、白、青、黄色で軽快なイメージを出すのがお勧めです!
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カフェののれん
同じカフェでもお店によってコンセプトが異なりますので、オススメの生地色も変わってきます。
コンセプトごとに見ていきましょう。
アットホームな雰囲気には
落ち着いたリラックスな雰囲気を出したい場合は『緑』や『黄緑』。
暖かさや親しみ、アットホームな雰囲気を表したいなら『オレンジ』等の暖色がオススメです。

どちらも癒しの色ですが、黄緑には「若さ」や「元気」というイメージもありますので、
リラックスして午後からも頑張るぞ!と、ランチに力を入れているお店に向いています。
オレンジは午後からのまったりタイムにピッタリですね。
コーヒーにこだわりがあるなら
コーヒーへのこだわりが売りであれば、ズバリ、コーヒー色の『こげ茶』!
麻袋の『生成り色』を使ってお店の売りを伝えるのもいいですね。

こげ茶ののれんに「COFFEE」と文字が入っていると、連想しやすくなりますので、
コーヒー好きの方はお店に引き込まれるでしょうね♪
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本屋・古書店ののれん
最近では、カフェに併設された本屋さんなどで、のれんが使われることも多くなりました。
本屋さんなど『知識を売る』イメージのあるお店には、『青』や『紫』といった知的で上品なイメージを与える生地色がオススメです。
ちなみに青色は、信頼、誠実という意味も併せ持つので、質屋さんののれんにも多く使われています。

のれんとしては珍しい色ではありますが、『グレー』も教育的で上品なイメージを与える色ですのでご参考までに!

赤やオレンジのような派手な暖色よりも、青系の落ち着いた雰囲気や、無彩色のグレーが本屋さんにはしっくりきますね。
温泉や銭湯の湯のれん
温泉地や銭湯の湯のれんには『紺』『オレンジ』がオススメです。
紺(青色系統)は、嫌う人がいない世界的な嗜好色。
品格、洗練といったイメージがあり、歴史を謳う温泉には最適な色です。
オレンジはカフェでも登場しましたね。
先述した通り、暖かくアットホームな癒しのイメージがありますので、温泉にも最適なのです。
どちらもゆったりとした雰囲気を演出できます。

また、オレンジはエネルギーと開放感、活力を感じさせてくれる色でもありますので、温泉のパワーで疲労回復も演出できます。
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足つぼ・もみほぐし・マッサージ屋ののれん
足つぼマッサージ、もみほぐし、リラクゼーションサロンの生地色には『緑』『オレンジ』がオススメです。

緑は色の中でも一番目に優しい色と言われています。
また、山やジャングル、森林等、大自然の色でもありますので、安らぎと癒し・健康のイメージを与える効果があります。
オレンジには湯のれんのところでも説明したように疲労回復のイメージがありますので、疲れ切った体をリフレッシュさせる場の生地色としては最適ではないでしょうか?
いずれも身体の不調を治してくれるお店の印象としてピッタリです。
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接骨院・整骨院・整体院・鍼灸院ののれん
足つぼマッサージ、もみほぐし、リラクゼーションサロンにはオレンジ色と緑色をお勧めしましたが、少し似た業種の接骨院・整骨院・整体院・鍼灸院さんには何色がお勧めでしょうか。
『白』は鉄板色なので、どの業種ののれんでもよく使われます。治療院系も例外ではありません。
ましてや白衣をイメージしますから、整骨院や整体院のような医療類似施設にはピッタリです。
「腰が痛い」「体の疲れが取れない」という自身の切実な悩みを打ち明け、相談するところですから、
信頼感や安心感を表す「『青』も適しています。

『茶』は整体院や整骨院のベッドやタオルにも使われる落ち着いた色ですので、リラックスするのによいですね。
足つぼマッサージやもみほぐしはリラクゼーションや癒やし系のお店ですが、接骨院・整骨院・整体院・鍼灸院は治療系のお店ですから、明るい色よりは落ち着いた色を使うことが多いようです。
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まとめ:業種別のれんのオススメの生地色
いかがでしたでしょうか?
ご覧いただいた通り、人はその色からいろんなことをイメージしたり連想したりします。
色の持つこの”心理的効果”を利用しない手はありません。
「絶対にこの色でないといけない!」という決まりはもちろんありませんが、業種やそのお店の売りと、色の心理的効果との関係を一緒に考えていければ、のれんの生地色(メインカラー)を決めやすくなると思います。
のれんの色に迷われたり、何か気になる点がございましたら、お気軽にご相談下さい。
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これからもたくさんの素敵なのれんに出会えることを楽しみにしています♪
ご注文お待ちしております!

