変形のれん|様々な形の暖簾をご紹介します

変形のれん|様々な形の暖簾をご紹介します のれん

オーダーのれんドットコムの長倉です。

のれんといえば一般に「長方形の布が均等な幅で割れている形」を思い浮かべる方が多いと思います。
しかし、「他店と差別化したい」「変わった形で目立たせたい」「店舗の環境に合わせて工夫したい」というご要望から、近年ではこの基本形にとらわれない『変形のれん』のご相談をいただくことが増えています。

のれんのシルエットを変えることで、視覚的なインパクトや看板としての効果が高まるだけでなく、お客様の入店しやすさといった機能面でもメリットが生まれます。

ここでは、通りがかる人の目を引きつけるユニークな「変形のれん」のデザインアイデアを5つご紹介します。

一味違う!ユニークな変形のれん5選

定番の形に少しアレンジを加えるだけで、お店の印象をグッと引き立てる「のれん」のデザインアイデアを5つご紹介します。

スタイリッシュさを演出する「斜めののれん」

まずは「斜めのれん」から。
一体どこが斜めなのかと言いますと……

斜めののれん

ご覧の通り、のれんの下辺(裾の部分)を斜めにカット、仕立てたのれんです。

こちら、お客様から「裾を斜めのラインにして製作できますか?」とご相談いただいたのがきっかけでした。ただ、裾周りが少し波打ったようになるのが気がかりでした。

「波打つ」とはどういう状態かと言いますと、こちらのアップ写真をご覧ください。

斜めののれん波打ち
斜めののれん波打ちアップ

縫製箇所の周辺が、少し波打つというか、ねじれたようになっているのがお分かりいただけるかと思います。 通常、のれんは生地の目(織り目)に対して真っ直ぐに縫って仕上げますが、生地の目を横切るように斜めに縫製するため、どうしても生地に伸びが生じて独特の波打ちが出やすくなるのです。

もちろん、極力ねじれが生じないよう注意しながら一点一点丁寧に縫製を行っております。斜めカットならではの動きのあるシルエットをご希望の際は、ぜひこちらの仕上がりイメージを参考になさってください。

柔らかく親しみやすい印象を与える「波型のれん」

続いてご紹介する変形のれんは『波型のれん』です。

あまり耳馴染みがないかもしれませんが、私自身もこれまであまり見かけたことがなく、思わず命名してしまいました。
その正体がこちら!

波型のれん
波型のれん

まさに「波型」ですよね。2枚目の写真からは、今にも動き出しそうな躍動感すら感じていただけるのではないでしょうか。

下辺をゆるやかなウェーブ状に仕上げた「波型のれん」は、店舗の入口に優しく温かみのある印象をもたらします。のれんに「曲線」を取り入れることで、直線的なデザインにはない「親しみやすさ」や「入りやすさ」を心理的にアピールできるのが最大のメリットです。

この綺麗なウェーブ、一体どのように縫製しているかといいますと……

膨らんでいる部分は餃子のヒダのように生地を寄せて形を作り、へこんでいる部分は生地に見えないよう切り込みを入れて、丁寧に広げながら縫製しています。

ひだ
膨らんでいる部分
ひだ
凹んでいる部分

言葉でお伝えするのが少し難しい部分もあるのですが、このように工夫を凝らして独特のシルエットに仕上げています。

こちらの仕様も「斜めのれん」と同様に、生地の目に対して斜めに縫製していく特性上、どうしても少しねじれが生じてしまうのが難点です。ただ、私個人の意見としましては「そこまで気になるほどではないかな?」というレベルですので、ご検討いただく際の一つのご参考になれば幸いです。

ねじれてしまう

看板効果と出入りのしやすさを両立「アシンメトリーのれん」

3つ目は、一巾だけ長さの違う、アシンメトリーな形状ののれんです。

アシメントリーなのれん

この変形のれんのメリットは、縦に広いスペースを活かして店舗名やロゴを大きく配置できる点です。もちろん、ユニークな形状をしているので遠くからでも「目立つ看板」としての役割も果たします。丈が短い部分は頭に布が当たりにくいため、スムーズに入店していただけるのも魅力です。

こだわりのロゴを美しく見せる「一巾だけ横幅が長いのれん」

アシメントリーのれんが「縦の長さ」が異なるのに対し、次にご紹介するのは、「横幅」が異なるのれんです。

左の巾だけ横幅が長いのれん

のれんはご存じの通り、何枚かの布を繋げて(縫製して)1枚に仕上げますが、その場合、布幅は均等なのが一般的。そこに、大きなデザインを配置するとなると、どうしても複数巾にまたがってしまい、文字やロゴが分断されてしまうことがあります。
そこで、メインとなるロゴの配置部分だけ横幅を広く取れば、こだわりのデザインを分断することなく、美しくはっきりと見せることができます。

広幅部分でブランドイメージをアピールしつつ、残りの部分は通常の幅にしておくことで、お客様が手でスッと開けて入りやすい「のれん本来の機能性」もしっかりと維持できます。

アシンメトリー×横幅変更を組み合わせたのれん

上記で紹介した変形のれんを組み合わせて、より個性的なのれんを製作することもできます。

こちらは、アシンメトリーな形状と一巾だけ広くした形状を組み合わせたのれんです。

株式会社悠遊様

四巾とも高さが違うのが分かります。横幅も、左の三巾は300㎜で同じですが、一番右の巾は800㎜。一般的なのれんとはひと味もふた味も違った、なんともユニークなのれんですよね?

お店の看板としての目立たせながら、お店のメニューや雰囲気もしっかりと伝えられ、さらにお客様が通りやすい機能性も兼ね備えた、素敵なのれんに仕上がっています。

変形のれんのご紹介:まとめ

いかがだったでしょうか?

四角形や均等な割れといった、のれんの基本形にとらわれず、店舗の入り口の形状や、見せたいデザインのこだわりに合わせて、自由な発想で「変形のれん」を作ってみませんか?

当店ではオーダーメイドだからこそ、デザイン性だけでなく現場での使いやすさを追求したご提案や製作が可能です。サイズや形状の工夫について「こんな形はできる?」といった疑問がございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。

オーダーのれんドットコムの長倉でした。

のれんの詳細はこちら
https://www.order-noren.com/product/noren/

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