お店の顔となる「のれん」。
いざオーダーメイドで作ろうとした時、「サイズはどうやって決めたらいいのだろう?」と悩まれる方は少なくありません。
結論から申し上げると、のれんのサイズに厳密な決まりはありません。
間口の大きさや、のれんを掛ける目的(目隠し、日よけ、装飾など)に合わせて自由に設定することができます。
この記事では、よくある間口「1800mm(1.8m)」を例に挙げながら、のれんの「横幅」と「丈(高さ)」の基本的な決め方について解説します。
のれんの「横幅」の決め方
横幅は、のれんを掛ける入り口(間口)の広さを基準にして決めていきます。
基本は「間口と同じサイズ」
一番ポピュラーなのは、入り口の幅と全く同じサイズの横幅にする方法です。間口が1800mmであれば、のれんの幅も1800mmで作成します。

空間にすっきりと収まり、見栄えのバランスが良く仕上がります。
目的によってあえてサイズを変える
のれんに求める役割によって、あえて間口より大きく(あるいは小さく)作るケースもあります。
光を遮りたい・店内の様子を隠したい場合
間口に対して少し大きめの幅で作ることで、両端からの光漏れを防ぎ、店内への視線をしっかり遮ることができます。

光を取り入れたい・開放感を出したい場合
あえて間口より少し小さめに作ることで、店内に自然光を採り入れやすくなり、明るい印象を与えることができます。

のれんの「丈(高さ)」の決め方
丈(高さ)は、お店の印象を大きく左右する重要な要素です。のれんを「目隠し」として使いたいのか、それとも「装飾」として使いたいのかによって適した長さが変わります。
目的別・おすすめの丈サイズ
用途に応じて、一般的に以下の3つのサイズ感がよく用いられます。
1. 目隠し・日よけ効果を高める(目安:1500mm〜1600mm)
外からの視線をしっかりと遮りたい場合や、西日対策などに適した長さで、一般的に「長のれん」と呼ばれます。

落ち着いた雰囲気や高級感を演出したいお店にもおすすめです。
2. スタンダードでくぐりやすい(目安:600mm程度)
「のれんをくぐってお店に入る」という、一般的なイメージに最も近いサイズで「半のれん」とも呼ばれます。

店内の様子が足元から少し見えるため、お客様が入りやすい親しみのある空間を作ることができます。
3. 装飾・アクセントとして使う(目安:300mm〜400mm)
入り口の上部だけを飾る短いサイズです。

店内の様子をしっかり見せつつ、お店のロゴや屋号、店内の雰囲気をアピールしたい場合に向いています。
【注意】「共チチ」仕様での丈の測り方について
のれんの仕立て方にはいくつか種類がありますが、上部にのれん棒を通すための輪っか(共チチ)をつける場合、丈の寸法に注意が必要です。 一般的に、この上部に飛び出たチチの部分(約60mm)も含めた全体の長さを「のれんの丈」として計算します。

設置場所の高さ制限がある場合は、このチチの長さを加味して全体の丈を決定してください。
まとめ:お店の顔に合った理想のサイズを見つけよう
のれんのサイズ設定に迷ったときは、以下の2点を整理することが失敗しないポイントです。
- 設置する場所(間口)の寸法を正確に測る
- のれんの役割(目隠し、日よけ、装飾など)を明確にする
この2つが決まれば、おのずと空間に調和する最適な「横幅」と「丈」が見えてきます。
また、オーダーメイドであれば「あと数センチだけ長くしたい」「特殊な形状の入り口にぴったり合わせたい」といった細かなご要望も思いのままです。既製品では妥協しがちなサイズ感も、ミリ単位でこだわることで、お店の魅力やブランドイメージをより一層引き立てる仕上がりになります。
「自分の店舗にはどのサイズが最適なのか、プロの意見を聞いてみたい」「デザインのレイアウトや色味とのバランスも含めて相談したい」といった場合は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

お店の顔となり、店主様の想いを形にするこだわりののれん作りを、専任のスタッフがしっかりとサポートいたします。
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