厚手スラブ~高級感あふれるのれんを作るなら~

厚手スラブ~高級感あふれるのれんを作るなら~ のれんの生地

オーダーのれんドットコムの店長、福本です。

当店で扱っているのれんの生地は8種類ございます。
そんな中から本日は、在庫切れを起こすほど人気の生地『厚手スラブ』をご紹介します。

厚手スラブの特徴

「ぼってりとした布感」という風に紹介している通り、実際手に取ると他の生地よりも重みと厚みがあるのが分かります。

ただ、この生地の特徴はなんと言っても、ランダムに走る紡ぎ(つむぎ)!

厚手スラブの表面

『スラブ』とはこの、わざと糸の撚りを強くしたり弱くしたりして糸の太さに違いを出した、ランダムなデコボコの紡ぎのことを指します。

だから厚手スラブ。

紡ぎに規則性はないので(どこに紡ぎが来るか分からないので)、仮に全く同じデザインで作っても見た目が違って見えるのが面白いところです。

他にはない重厚感と高級感

厚手スラブの特徴をより理解いただくために、当店のもう1つの人気生地『バンテン』と並べてみました。

厚手スラブとバンテン

バンテンもなかなか厚みがある生地なのですが、厚手スラブの前ではスッキリとした質感に見えてしまいます(写真ではなかなか分からないのが残念ですが)。

紡ぎがある分、厚手スラブの方がより密度と圧を感じます。温かみと高級感のある質感なので、夏場はちょっと暑苦しいくらいかもしれません。

そんなときは、夏場は麻風スラブ、それ以外の時期は厚手スラブという風に季節に合わせてのれんを変える『二毛作』をご検討されてみてはいかがでしょうか。

厚手スラブの注意点

高級感があり、魅力的な厚手スラブですが、少しだけ注意点があります。

生地はこのような反物の状態で入荷します(これを染めていきます)。

反物の厚手スラブ

生地幅は約1,400㎜、長手方向は30mで、紡ぎは横向きに走っています。

紡ぎの方向

当店では、紡ぎが横向きになるように仕上げるのが基本ですが、縦の長さが1,300㎜までなら、紡ぎが縦方向でも可能な、以下の2パターンが考えられます。
※縦が1,300㎜を超えてしまうと、必要な生地が生地幅を超えますので、必ず①の縫って継ぎ足すパターンになります。

①縫って継ぎ足すパターン(その場合、紡ぎの向きは横になる)
②紡ぎの向きは縦になるけれど1枚もので出来るパターン

縦で継ぐ

縦向きでも別段おかしい感じはしません。上述した通り、紡ぎは横向きになるのがほとんどなのですが、サイズによっては縦の選択もあるということを念のためお伝えさせていただいた次第です。

開発の裏側|実は苦労の多い生地でした

厚手スラブは、個人的にも非常に思い入れのある生地です。

というのも、この生地は非常に厚みがあるため、当初はインクが内部まで浸透せず、思うような仕上がりになりませんでした。

設定の見直しや転写時間の調整など、試行錯誤を繰り返す日々。
さらに縫製時には、生地の厚さによって針が折れてしまうこともあり、苦労の連続でした。

昇華転写の作業

それでも改良を重ね、安定した品質でご提供できるようになったときの喜びは格別でした。

現在では、その唯一無二の存在感から、のれん生地の中でもトップクラスの人気商品へと成長しています。

まずは無料の生地見本帳でご確認ください

とはいえ、やはり実際の質感は手に取ってみるのが一番です。

当店では、厚手スラブを含む全8種類ののれん生地をまとめた「無料の生地見本帳」をご用意しております。

生地見本帳

生地の厚みや質感、染まり具合をぜひ直接ご確認ください。

\15時までのご請求で当日出荷!(営業日のみ)/

まとめ|高級感のあるのれんを作るなら厚手スラブ

厚手スラブは、

・圧倒的な厚みと重厚感
・ランダムな紡ぎによる唯一無二の表情
・高級感と温かみのある仕上がり

といった魅力を兼ね備えた生地です。

「他とは違う、印象に残るのれんを作りたい」
そんな方には、ぜひ一度お試しいただきたい素材です。

のれんの生地についてのご相談がございましたら、お気軽に下記フォームからお問い合わせください。

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