教えて!Q&A

のれんの防炎加工は出来ますか?

はい、出来ますのでご安心下さい。防炎に関しましては、いくつか注意点がございますので、以下お読みになって下さい。

【防炎とは?】
まず防炎の定義ですが一般に、燃えやすいものに着火した時、その部分が黒く焦げるだけで、燃え拡がらない性質のことをいいます。この「燃え拡がらない、言い換えれば燃えにくい性質」を、のれんのような繊維製品に付与することを「防炎加工」と呼び、当店では水溶性の防炎剤に浸漬するやり方(※)で行っております。

※防炎加工にはこれ以外にスプレーするやり方もありますがムラになりやすいため、当店では浸漬するやり方、いわゆるドブ漬けで行っています。

こちらの動画は、実際に防炎加工したのれんの燃焼実験です。防炎加工すればどうなるのか、お分かり頂けます。↓↓↓


【防炎シール】
防炎加工が施されたのれんには標準で防炎シールをお付けいたします。
この防炎シールは、防炎性能及び加工年月日を証明するものなので、使用中は絶対にはがさないようお願いいたします。防炎を証明する方法にはこれ以外に、証明書を発行する方法もあります。詳しくはこちらをご覧下さい。
http://www.order-noren.com/guide/faq_00150.html

防炎シールをなくした場合、防炎シールだけを買うことはできません。防炎シールは必ず防炎加工とセットでしかお渡しすることができませんのでご注意ください。詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.order-noren.com/guide/faq_00188.html

ターポリンは元々防炎素材ですので、防炎加工の必要はありません。防炎シールも付いていません。もし防炎シールが必要な場合は100円で販売しています。こちらも同じ理由で、後からシールだけの販売はできかねますのでご注意ください。

【防炎性能と注意点】
当店ののれんの防炎性能は2年を限界として、その間徐々に効力が落ちていきます。

また一度のれんを洗濯をしますと防炎効果は即なくなってしまいます。同様に雨に濡れる度に効果は落ちていきますので、くれぐれもご注意下さい。但し、いずれの場合も再防炎加工できますので、その際はお気軽にご相談下さい。

防炎加工は、作業に1週間お時間がかかります。余裕を持ってご注文下さいますようお願いいたします。ご注文フォームにある、防炎加工するしないで簡単にお選びいただけます。

防炎加工は撥水加工と同時にはできません。どちらか一方だけになります。撥水クロスも元々撥水効果がございますので防炎加工は出来ません。

その他、他社他店で作った(買った)のれんに防炎加工できるかどうかは、こちらのQ&Aをご覧下さい。

その他、ご質問がございましたら、お気軽にお問合せ下さい。
防炎スプレーについて
のれんを注文したいと思っているのですが、防炎加工についてどうするか迷っています。市販のもので、防炎スプレーというものがあるようですね。市販の防炎スプレーを使用すると、色の滲みや色移り、しみになる可能性はありますか?
A その可能性はあります。当社ののれんの防炎加工も、上述したようにスプレーとドブ漬けするやり方の2つの方法がありますが、やはりムラになる可能性があるため後者の方法で行っています。市販のスプレーとのれんの染料との相性の問題で、色が滲んでくる可能性も否定できません。

防炎の耐洗濯性について
防炎加工についてご質問です。カーテンやエプロン、寝具などでは洗濯をしても防炎効果が落ちない製品があるようです。そのような方法でのれんを作っていただくことはできますか?
A 当社で行う防炎加工は、洗濯をしたり雨に濡れると防炎効果が落ちてしまうものになります。それは防炎剤が違うからです。カーテンや寝具に使われる防炎効果が落ちない防炎剤は、当社ののれんに使っている染料との相性が悪く使うことができません。ご了承ください。

燃えた場合の補修について
店先でやったイベントで火花が散って、のれんのところどころに焼け焦げができてしまいました。結構ひどい状態なのですが、補修していただくことは出来るのでしょうか?また、防炎加工をしていればこのような事態は防げたのでしょうか?
A 拝見してみないと分りませんが、恐らくのれんの補修は難しいと思われます。ただ全部作り直しするのではなく、焼け焦げた巾だけ作り直せば済む可能性はあります。防炎加工はのれんがぼうぼうと燃えることを抑えるもので、全く無傷に済ませるようなものではありません。

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