料金体系も明瞭で、かつ一番コスパが良いと判断したから。

「鳥すき焼と純米酒 桃太樓」新規開店のためのれんを検討しました。

今回のれんを検討するにあたり不安に感じた事は
○仕上がりの色や素材感が、見本生地と違って実際のサイズではどうなるのかやや不安だった
○デザイン例に、シンプルなものがない
○web見積もりをしたら、何回もメールが来た。発注ではないとはいえ、何回も来るから不安になった。

当店は大阪市内にあります。同じなら関西の御社が良いと思いました。
何より、発注システムがわかりやすそうだった。料金体系も明瞭で、
かつ一番コスパが良いと判断したのでお願いしました。

今回ののれんは色にこだわっていました。
以前も店をしており、そのときは紺色がイメージカラーでした。
今回は柿色にしたいと決めました。柿色は見本になく、オレンジでの発注です。
麻風スラブを選び、オレンジで指定することで、麻の元の色の効果で柿渋のようにも見えると判断したのです。
届いたものを見て、作戦成功！思ったとおり柿色に見えると大満足でした。

まず、一度目の電話確認からして、翌日即だったのでとても安心しました。
また、制作担当との電話は、さらに驚きました。
当店の桃太樓の樓の字が指定した書体にないので、作字しますといわれるのです。
普通なら「ない！」で終わります。
よく苦労するのです、この「樓」の字はパソコンなどで出しにくかったりしますから。
作字にさほど時間はかからないかもしれません。
しかしそのわずかの手間をかけてくれる会社もあれば、ない会社もあります。
あるいは、料金を請求されます。
御社はそうでなく、担当者さんはごく当然のように作字させていただきますね、
バランスも悪くなくきれいにできますと、こちらが作字に不安を持たないように
フォローも忘れませんでした 。お蔭で希望した白船の書体を使えて嬉しく思います。

強いて不満を言うなら一度目の電話で伝えた、
「デザイン見本の三本線は不要、オレンジの色無地に店名のみ」が制作に伝わっておらず、
三本線が入ったデザイン案が送られてきたのは、ちょっと？？でしたねー。今回、不満はそれのみです。

のれんは、店が刻んだ時間とともに、いい味を出していってくれることと思います。
高価な素材でなくとも、愛着をもって使える限り使う時間の中で、しっとりした手触りや、
色褪せがかえっていい色合いになったりするのが今から楽しみです。