教えて!Q&A

出来るだけ色褪せしにくくするにはどうすればいいですか?

せっかく作ったのれんですから、長く使いたいですよね。耐久性は3年程度とお伝えしていますが、その前に色が褪せてしまうのが正直なところ。

少しでも色褪せを防ぐためにできる対策を2つ、ご紹介させていただきます。

●紫外線の量を最小に色褪せの原因として一番大きいのは、『紫外線による日焼け』と『雨風の影響』です。ですから、出来るだけ色褪せを遅らせるためには、直射日光や雨風に晒される時間を最小限に抑えることが重要です

面倒かもしれませんが、営業が始まる前にのれんを出して、終わったら片づけましょう。簡単なことのように聞こえますが、これが最も効果的です。出しっ放しの時と比べると、格段に色褪せを遅らせることができます。

 

●退色しにくい色を使うもう一つの対策は、退色しづらい色を使うということです。

ずばり、退色しにくいのは赤色と黄色。これらは耐光性が高く、色褪せにくいです(耐光性:太陽光に対する強さ)。

逆に退色が目立つのは緑色。その理由は『耐光性の高い黄色』と『耐光性の低い青』を掛け合わせているからです。黄色よりも青が早く抜けることで、黄みがかっていき、色褪せているように見えるのです。

以下の記事では試験の結果をもとに、より詳しい仕組みを解説しています。併せてご覧ください。

この記事を簡単にまとめると、このようになります。

実験の様子は、↓こちらのQ&Aで紹介しています。どうぞご参考になさってください。

そうは言っても、店舗のイメージやコンセプトがあると思いますから、黄色や赤が使えない環境もあるでしょう。基本は先に紹介した『使わない時はしまう』を実践してもらえたらと思います。

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